難しい決断を迫られた時、良き経営者・リーダーならどうするか?

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リーダーや経営者として重要な一つの役割として、決断を下す事があります。

会社やグループの為、方向を示し、組織を作り、内部調整を行う上で、決断していかなければならない事は山のようにあります。

問題なのは、数々の決断の中でも、そのいくつかは、自分自身では決めかねる非常に難しい決断になるということです。

このような場面でこそ、真のリーダーとしての力が試されます。あなたなら、どのようにして効果的な決断を下すでしょうか。

難しい決断の下し方

まず、特殊な状況下や挑戦が強いられる場面での「難しい」決断には、2種類あるという事を理解している必要があります。
どちらの決断かを知っておく事によって、その克服方法が決まって来ます。

1.平等な選択肢を前にしての決断

平等な選択肢とは、絶対値において区別する事のできない二つ以上の可能性があるときに現れます。
要するに、実際には本質的にどちらかが他より優れているという事が断定できないような選択肢がある状態です。例えば、管理職に二人の候補から一人選ぶ際に、片方はもう一人と比べるとより意欲的だが経験が浅く、もう一人は、意欲はより低いが経験値が高い場合です。結果的に、彼らの強みと弱みは釣り合っており、あなたの組織にとって違うものを提供してくれるはずです。

2.望ましくないが明白な選択肢を前にしての決断

望ましくない選択肢とは、客観的には他の選択肢より理論上よいが、いくつかの点に置いては望ましくないものを指します。通常、賢く、実践的で長期的にはむしろ必要である決断なのですが、短期的不利益がでたり、困難な状況に陥ったりします。例えば、会社の為に一人従業員を解雇しなければいけない状態など一時的には障害となるようなことが起きる場合です。

相手との利害関係によって起こる判断の難しさ

上記二つの決断のどちらだとしても、相手との利害関係が加わる事でより困難を極める場合があります。
例えば、朝食にリンゴとオレンジどちらにするか選ぶ様な「平等な」選択肢であれば、客観的で明白な答えがでなくても、そこには利害も何もないに等しいです。一方で、長期的な販売パートナーを選択する場合は、そこに利害関係が生まれます。

利害関係があれば、一般的には、高いストレスがかかり決断が正常にできない麻痺状態が生まれます。しかしながら、できるだけ客観的にものごとをとらえ、利害関係によるプレッシャーを除去していく必要があります。どれだけ崖っぷちの状況でも、自分のロジックと一番の決断を信じていなければいけないのです。

感情よりも論理を

感情にも確かな価値はありますので、すべて捨て去るわけではありません。例えば、家にいるかのように気分がより落ち着くからという理由で、オフィス環境を変える決断を下そうとしているような場面です。

ただ、ほとんどの場面では、一番良いビジネスに関する決断は、感情よりもロジックを基礎として作られます。なぜなら、ビジネスというのは、ロジカルな企業体をさすからです。ようするに、支出よりも収入を獲得しようとする数学や組織間で行われる客観的に好都合な交換ごとにより成り立っているからです。

感情を除去するというのは簡単な事ではありませんが、よりよい決断を招きますし、「平等な決断」だと思われたものでも実はそうでなかったということを発見する事も出来ます。例えば、あなたが個人的に非常に近い従業員を解雇しないといけないことに気後れしてしまうかも知れませんが、自分の組織外の誰かの視点に立ってみましょう。論理的に見て、この従業員はどのように見えますか。あなたの組織が長期的に発展する為には何が真に重要でしょうか。可能なら、論点を絞ってください。

アドバイスを求め、うまく組み込む事

難しい決断に直面している時、自分の当たり前と思っている事が本当にそうであるか確認する事は大切です。残念ながら、私達のほとんどが自身の偏見や経験内でしか物事を見ようとしない「トンネルビジョン」を持っています。これを乗り越える一番良い方法は、他の人にアドバイスを求めてみる事です。特に私達より物事を知っている人や、以前に同じような経験をした事がある人にです。

しかしながら、ここで気をつけ無ければならない事があります。
一人の人の意見のみを聞いて決断したり、あなたの為に誰かに決断させてはいけないのです。これは、あなたの決断であって、これらの外からの視点は、手元にある問題を大きな視野で見る事を助けるだけです。すべての意見をきき集め、あなたの思考ラインに当てはめていくのです。

早く選択をしましょう

新しい情報や視点を得るためにできることは山のようにありすが、結局あなたが決めないといけない訳です。ビジネスの世界では、非常に速く物事が進み、最終的には賢くリスクをとれる人間が報酬を得ていきます。ですから、決断を全く下さないよりは、疑問が残っても、悪い決断だとしても下した方がマシということが多くあります。あなたの意見を議論していったり、あなたの前に横たわる選択肢によりどう対応したらいいかわからず立ち止まってしまったときには、これを心にとどめておいてください。前へ進み、選ぶんです。それがもし悪い選択だったとしても、少なくともあなたは早く次ぎに移ることができるでしょう。

これから直面していく決断は全てが簡単に片付くものではないでしょうし、その難しい決断を回避する事はできないのです。どうやって困難な決断をくだすかが、あなたのリーダーとしての能力を露呈し、また、ビジネス成功のチャンスを左右するのです。
落ち着いて、論理的に、かつ、他からのアドバイスに耳を傾ければ、困難な状況下でも、一番よい決断を下せるようになるでしょう。

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